関節痛にもイイ!
関節痛とヒアルロン酸
これまで顔のシワ、唇、鼻、バストなど美容に関連するヒアルロン酸注射の効能について説明してきましたが、 実はこのヒアルロン酸、美容的アンチエイジングだけでなく関節痛などの体内のエイジング症状にも効果を発揮するんです。
ゼリー状の成分で保水力に長けているこの成分は、1gで約6リットルの水分を保持できます。
ではこの能力がどのように関節痛に効果をもたらすのでしょうか。
実は、関節液の中には、もともとこのヒアルロン酸が多く含まれています。
しかし、加齢とともに関節痛は関節の軟骨が減り、さらに関節液が減少してしまうため発病します。
カルシウムやビタミンのように普段の食事などから摂取できればよいのですが、 一般的な食事からでは、ヒアルロン酸の摂取は難しいとされています。
食事療法で摂取が難しいため、医療分野では関節痛に処方するものとして関節内注射が使われています。
整形外科では、変形性膝関節症・肩関節周囲炎・関節リウマチの治療にも使用されています。
関節内に潤滑油であるヒアルロン酸を注射すると関節液の中のヒアルロン酸が補われ、痛みと炎症を抑えてくれます。
人間にとって関節は生活するために必要な機能のひとつ。
そこに痛みがとなっていた場合、痛みなどを軽減してくれるこの成分を毎日でも打ちたいところですが、 繰り返し使用すると効果が薄れてくるとも言われています。
そのため、湿布剤や内服薬などを上手に利用して様子を見ることが多いそうです。
美容以外にもヒアルロン酸は身体にとってなくてはならない成分だということが分かります。
一方で、自ら摂取することが難しい成分でもあるのです。
飲むよりも注射
近頃では、気軽にサプリメントからヒアルロン酸を摂取することが出来ます。
膝の関節痛によいなんていう話も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし膝痛を治すためにサプリメントを飲むということに対しては注意が必要です。
そもそも関節には滑膜という組織があり、そこから滑液という組織液が分泌されています。
この滑液が減ることで、関節内で関節半月板と骨の摩擦が高まると痛みを生じるようになります。
その滑液を形成している成分がヒアルロン酸です。
このことからも分かるように、関節の中で起こっていることなのでいくら経口摂取をしても膝痛が和らぐことはないようで、疑似科学という見方もあるようです。
そのため膝痛の治療を本気で考えるのであれば、やはりきちんとした病院やクリニックで治療を受けた方がよいと思われます。