「ヒアルロン酸注入と皮膚構造の理解」ということで、①(表皮)②(真皮)とお話してきました。今回は表皮・真皮よりさらに下の組織と注入するヒアルロン酸の関係をお話しします。

真皮層に接する形で脂肪組織があり、その下に骨があります。実は注入するヒアルロン酸はこのような深い層にもアプローチをするのです。とくに骨上はヒアルロン酸でリフトアップをするために重要な箇所となります。お顔の適切な位置のその深さにヒアルロン酸を注入することで、ナチュラルリフトアップを狙うことが可能なのです。簡単に言うと脆弱になった骨から皮膚にかけて柱をサポートするためにヒアルロン酸を深い位置に注入するのです。また、深い位置のヒアルロン酸ほど表面の凹凸もなく、自然な仕上がりとなります。柱の役割をしながら、表層の屋根(皮膚)が張るので一石二鳥です。

たるみを解消しようと思ったら、一部だけではありません。縦方向の改善なら皮膚から骨までの組織の改善、横方向なら顔全体(皮膚は頭皮も)を見なければなりません。注入ポイント、目的をしっかり考えれば、ヒアルロン酸は縦方向、横方向の改善のサポートとなるのです。

ヒアルロン酸注入と皮膚構造の理解①

ヒアルロン酸注入と皮膚構造の理解②

※神奈川県横浜市、桜木町駅前にあるテティス横濱美容皮膚科では、アラガン社専属・認定指導医による施術です。(認定指導医とは、ヒアルロン酸注入、ボトックス注射の考え方、技術を医師に指導)。法令線、フェイスライン、口周りのたるみ、マリオネットラインなどお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。